オンプレミス型でのシステム構築

マーケティングオートメーションを導入するにあたって、社内にシステム構築を行う、オンプレミス型での導入を考えることは少なくないものです。ここでは、オンプレミス型でシステム構築を行う際の、メリットとデメリット、構築する際の注意点を紹介します。

オンプレミス型でシステム構築を行うメリット

オンプレミス型のマーケティングオートメーションでシステム構築をすることのメリットのひとつが、セキュリティが強固ということです。オンプレミス型は、クラウド型とは異なりインターネットを介してサービス提…

オンプレミス型でシステム構築を行うデメリット

マーケティングオートメーションをオンプレミス型で構築するためには、相応の期間やコストが掛かっていくものです。小規模な事業者では、オンプレミス型で構築するための予算を捻出することが難しいことも珍しく…

オンプレミス型でシステム構築を行う際の注意点

コストと拡張性を考える

オンプレミス型でマーケティングオートメーションシステムを構築する場合に考えたいのが、コスト面です。オンプレミス型はクラウド型と違って、サーバーやソフトウェアなどを自社で用意する必要があります。さらに、サーバーを安定稼働させるための電源や空調設備の調達も必要となるため、システムの全体像を把握し、コストを正確に見積もることが大切です。また、マーケティングオートメーションシステムは構築が終わったら安定的に運用できるというものではなく、営業の規模やスタイルに合わせてシステムを拡張したり、運用の仕方を変えていくことが求められます。そのため、直近必要な機器類の設置というよりも、拡張性を考慮したサーバー機器類の選定が必要です。

時間的な要素や事業継続を考える

オンプレミス型でマーケティングオートメーションシステムを構築する場合は、稼働開始までに時間が必要であることも考えておかなければならない要素です。オンプレミス型はシステムのカスタマイズが容易で、高いセキュリティを保持したり、社内の他のシステムと連携できるメリットがある分、理想通りに稼働できるまでには時間を要します。 また、障害や災害を考慮したシステム構築をしないと、有事の際の事業継続が難しくなる点が注意点です。特に会社の営業を左右するマーケティングオートメーションシステムは、スムーズに復旧ができないと売上に直結するため、BCPを考えたシステム構築が大切です。クラウド型のシステムはトラブル対応まで依頼できますが、オンプレミス型では自社で問題解決する必要があるからです。

クラウドを用いた導入

マーケティングオートメーションを導入する際には、クラウドサービスの活用を検討するケースも少なくありません。ここでは、クラウドサービスを利用する際の、メリットとデメリット、導入する際の注意点を紹介します。

クラウドサービスを用いて導入する際の注意点

一般的に、カスタマイズのしやすさやセキュリティの堅牢性は、オンプレミス型に軍配が上がるとされています。そのため、マーケティングオートメーションシステムを導入する場合は、クラウド型でも自社に合った使…