自社での使用目的を明確にする
一般的に、カスタマイズのしやすさやセキュリティの堅牢性は、オンプレミス型に軍配が上がるとされています。そのため、マーケティングオートメーションシステムを導入する場合は、クラウド型でも自社に合った使用が可能かどうか、安全に運用できるかを慎重に判断して導入することが大切です。
具体的には、どんな問題点を解決したくてシステム導入するか、今時点でその問題点にどう取り組んでいるのか、どんな機能があればより問題を解決しやすいかを突き詰めて考えると、おのずと自社にとって利便性が高い製品が見えてくることでしょう。さらに、マーケティングオートメーションシステムは会社の売上を左右する重要なツールとなるため、セキュリティを重視し、重要な営業情報を守れる仕組みがあるかを確認して導入する必要があります。
運用をイメージした導入が大切
マーケティングオートメーションシステムは、マーケティング活動に従事する人だけでなく、営業職の方や管理部門、経営陣など、より多くの人が使用するようになります。そのため、マーケティングオートメーションシステムを使用するすべての人が使いこなせるものを選択することが大切です。
また、滞りなく運用できるようになるには、不明点をすぐに解決できるサポート体制がポイントとなります。それで、自社にとって利用可能なサポート体制が敷かれているかを確認します。なお、価格が安いクラウド型システムの場合、サポートをメール受付に限る場合もありますが、受付チャネルが多いほうが、利便性がアップします。また、サポート受付時間が自社の営業時間とマッチするか確認することも大切です。