導入に際して期間やコストが掛かる
マーケティングオートメーションをオンプレミス型で構築するためには、相応の期間やコストが掛かっていくものです。小規模な事業者では、オンプレミス型で構築するための予算を捻出することが難しいことも珍しくはありません。導入に要するコストと同様に、運用に関するリソース配分を検討することも必要です。社内にITに長けた人材が在籍していない場合には、導入後を見据えた形での、適切な技術者の雇用を進める必要が生じていくのです。営業効率を高められるマーケティングオートメーションではありますが、導入にあたっては、コストやリソース面でクリアするべき課題が多いのも事実なのです。予算や人材を割くことが出来るのかを、事前に吟味しておく必要があるのです。
柔軟な改修を行う事が出来ない
オンプレミス型でマーケティングオートメーションを導入することは、自社に相応しいシステムを構築できる反面、改修が難しくなる点があるのも否めません。初めてツールを導入する際には、運用方針が明確ではないケースも多いものです。当初の計画通りに、マーケティングオートメーションを活用出来ない場合には、状況に応じた改修を行う必要も生じていきます。導入の段階で、想定した範囲外での改修だと、柔軟な対処が行えない可能性があります。改修に時間や予算を必要としない場合であっても、機能改善に費やすコストを捻出できないことも有り得ます。マーケティングオートメーションを社内に構築する際には、運用後の対応面を含めた形での導入計画を進めることが大切なのです。